トンキニーズは、シャムのような被毛をしている猫です。
今回は、ミンクのコートのような被毛をしているトンキニーズを紹介します。
基礎データ
原産国 | カナダ |
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体重 | 3.5~5kg |
毛の長さ | 短毛種 |
毛の色 | チョコレート、ライラックなどホワイト以外 |
目の色 | ブルー、ゴールド、グリーンなど |
鳴き声 | 普通 |
運動量 | やや多い |
性格 | 好奇心が旺盛で感受性豊か |
歴史~シャムとバーミーズのハイブリッド種~
トンキニーズは、シャムとバーミーズのハイブリッド種だがはっきりとした起源は分かっていません。
1800年代後半のキャットショーに出陳されたチョコレートポイントのシャムがルーツだという説と、1930年にアメリカのトンプリン氏がミャンマーから連れ帰った「ウォン・マウ」という名前の猫とシャムを交配させて生れたゴールデンシャムがルーツだという説の二つがあります。
はっきりと記録に残っているのは、1950年代のニューヨークでペットショップを経営していたグリーア氏がシールポイントのシャムとセーブルのバーミーズを交配させた結果、チョコレートポイントのトンキニーズが誕生したということです。
トンキニーズは、シャムとバーミーズの良いところを見事に受け継いだためその人気は一気に上昇しました。
そして、1979年にCFA・TICAに公認されました。
特徴~ミンクのコートを抱えたような被毛~
筋肉質でがっしりした中型のセミフォーリンタイプです。
後足が前足よりもやや長く、目はアーモンド型で少しつり上がっています。
トンキニーズは、しなやかで重量感のある体とその被毛の手触りから抱き上げたときに「
」と言われています。性格~好奇心が旺盛~
どんなことにも興味を持つ
活発で好奇心が旺盛な性格のトンキニーズは、どんなことにも興味を示し行動します。
社交的な一面
一方で、家族に親しみ、子どもとも相性が良く他の動物とも仲良くなれる社交的な一面もあります。
外に出すのは注意!
トンキニーズは、好奇心が旺盛で活発なため、外へ出てしまうと帰ってこなくなってしまう可能性が高い猫です。
誤って外に出てしまわないように注意しましょう。
犬のような賢さ
犬のような賢さがあるトンキニーズは、投げたボールを持ってきたりリードをつけて散歩ができたりするなどしつけがしやすい猫です。
コミュニケーションを取ると喜ぶので積極的にしつけをしたり遊んであげましょう。
転落に注意!!
室内であっても好奇心が強すぎるため事故が発生してしまう可能性があります。
水道・洗濯機などにトンキニーズは、興味を示します。特に体の小さい子猫のうちは水の中へ転落してしまわないように注意しましょう
まとめ
トンキニーズは活発で好奇心が旺盛なため飼う時は少し苦労するかもしれません。
ですが、そのミンクのコートのような被毛には魅力を感じます。
元気なトンキニーズに負けないようにたくさん遊んであげてください。